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洛陽三十三所観音霊場満願

今年2月6日から始めた洛陽三十三所観音霊場巡りも満願させていただくことができました。
札所を順番通り巡る「順打ち」にこだわって巡礼させていただきましたが、途中何度か先で巡る札所を横目にすることもあり、同じ道を何度も歩いたりと、効率でいうと悪かったのかもしれませんが、おかげ様で観光地とよばれる場所とは違う景色や雰囲気を味わうことができました。

本日満願できたお礼参りのために一番札所である頂法寺さんへ行きました。
予定ではここで満願証をいただく予定にしていましたが、ゴールデンウイークということもあって、朱印所に入りきれないほどの人が手に手に朱印帳を持って並んでいましたので、お礼のお参りだけを済ませて二番札所の哲願寺さんへ行くことにしました。

哲願寺さんには運良くどなたも並んでありませんでしたので、確認していただくためご朱印帳手渡し満願証をお願いしました。

満願証

こちらが洛陽三十三所観音霊場巡礼を満願した証明になります。
やってみて思ったのですが、洛陽三十三所は全てのお寺が京都市内にあるので、σ(^^)のような初心者でも比較的楽に巡ることができると思います。

洛陽三十三所観音霊場 第三十三番札所 清和院

洛陽三十三所観音霊場巡礼もいよいよ最後のお寺になりました。
三十二番札所の廬山寺から30分くらい歩いたでしょうか。
車も人通りも少ない七本松通を南下していくと、静かな町並みの中にひっそりと佇む清和院が見えてきます。

清和院① 清和院②

清和院は「一本寺」ともいわれており、現在は山門、本堂、庫裏が残されています。
平安時時代の第五六代清和天皇ゆかりの寺とされ、降盛を極めたそうです。

聖観音菩薩(本堂 脇壇)
御詠歌:たヽたのめ すくひまします がんぜをん ちかいのあみに もれぬかわさき

清和院④ 清和院③

本堂へのお参りを済ませ、ご朱印をいただきに寺務所へいくと、扉はすべて閉まっていました。
横にあるインターホンを押してみると、中なら元気な声で「はぁーい。」と返事があり、こちらの奥さんだと思われる女性が小窓を開けてくれました。
σ(^^)が手に持つ朱印帳を見て「御朱印ですね。ちょっとお待ちくださいね。」と奥へ入られ、しばらくして御住職が出て来られて「少しお待ちくだしね。」と小筆でゆっくりと書き始められ、他の参拝者も居ない中で墨香る静かな時間が過ぎてゆきました。

清和院ご朱印

いただいたご朱印です。
「無事に満願させていただきました。」とご住職に申し上げたところ、にっこりと笑みを浮かべながら「ご苦労様でした。ようお参りくださいました。」と答えていただけました。
ありがとうございました。

参拝ガイド
住所 京都市上京区七本松通一条上ル観音町428-1
電話 075-461-4896
拝観料 なし
拝観時間 9:00~16:00

洛陽三十三所観音霊場 第三十二番札所 日本廬山 廬山寺

廬山寺は、皇室とのゆかりが深く、天明の大火で失った堂宇は皇室の援助で復興した歴史があります。
紫式部の邸跡で、源氏の庭、お土居などが残っています。
また、元三大師の修法を妨害する悪鬼を退散させた故事にちなむ節分行事である「鬼法楽」が有名なお寺です。

廬山寺①

如意輪観音菩薩(大師堂内)
御詠歌:これもまた くらいもたかきてんのうじ さながらにはや くもいなるらん

廬山寺② 廬山寺③

廬山寺の霊場本尊如意輪観音は元金山天王寺の本尊となっています。
金山天王寺とは用明天皇(586)の御宇に、聖徳太子によって大阪・四天王寺、三重県伊勢の天王寺、東京谷中の天王寺と共に全国四ヶ所に建立された天王寺の一つだそうです。
本尊如意輪観音は鎌倉時代の作で、飛鳥仏の姿貌を残す霊験の顕著なること炳として日星の如く、諸願よく成就す、これをもって古来より来たり、詣でるもの雲の如く集まり、常に香華耐えることはなしと云われています。
現在はお前立ちのみが元三大師堂内に安置されていて、本体は京都国立博物館の常設展示会場にて展示されているそうです。

廬山寺ご朱印

寺務所いただいたでご朱印です。
ご朱印を書いてくださった女性もとても丁寧な応対で、とても気持ち良い参拝となりました。
ありがとうございました。

参拝ガイド
住所 京都市上京区七本松通一条上ル一観音町428-1
電話 075-461-4896
拝観料 なし
拝観時間 9:00~16:00

洛陽三十三所観音霊場 第三十一番札所 朝日山 東向観音寺

東向観音寺は北野天満宮の境内、二の鳥居の西側にあります。

北野天満宮①

堂舎が東を向くことからそう呼ばれ、東向きの観音さんとして親しまれたいるそうです。

十一面観音菩薩(本堂)
御詠歌:ふみわけて ここにきたのの ひがしむき こころはにしへ はこびぬるかな

東向観音寺①

かつて神仏習合時代、北野天満宮の神宮寺だったこの地で菅原道真が幼い頃、勉学に励んだといわれています。
本尊は道真が自ら彫った念持仏という十一面観音菩薩(東向観音)で、開運、災難厄介、除病などの篤い信仰があると説明されていました。

東向観音寺④ 東向観音寺③

本堂へのお参りを済ませ、朱印所でご朱印をいただきました。

東向観音寺ご朱印

いただいたご朱印です。
せっかくなので、北野天満宮にも参拝していきます。

参拝ガイド
住所 京都市上京区今小路通御前西入ル上ル観音寺門前町863
電話 075-461-1527
拝観料 なし
拝観時間 9:00~16:30

洛陽三十三所観音霊場 第三十番札所 椿寺 地蔵院

地下鉄東西線の西大路御池駅から北へ25分ほど歩いたところに椿寺はあります。

椿寺① 椿寺②

椿寺は、正式には昆陽山地蔵院といい、神亀三年(七二六)行基菩薩が、聖武天皇の勅願に依り一宇を創建したのが始まりとされています。
豊臣秀吉が北野大茶会の縁により献木した「五色八重散り椿」があったところから、一般に「椿寺」と呼ばれているそうです。
 一木作りの十一面観音菩薩像(御丈五尺三寸、平安時代前期、慈覚大師作と伝えられる)が観音堂に奉祀されています。

十一面観音菩薩(観音堂)
御詠歌:かんのんへ まいるおてらを たずぬれば なにかわばたの じぞうどうとや

椿寺④ 椿寺③

観音堂へお参りを済ませ、寺務所へご朱印をいただきに向かいました。
お寺のお母さんが丁寧に応対してくださり、今日満願できそうだと話すと、「そうですか、今日はお天気もよろしからどうぞお気をつけて。」と笑顔で見送ってくれました。

椿寺ご朱印

いただいたご朱印です。
ここから三十一番札所の東向観音寺をめざします。

参拝ガイド
住所 京都市北区一条通西大路東入ル大将軍川端町2
電話 075-461-1263
拝観料 なし
拝観時間 9:00~16:00