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西国四十九薬師霊場 第三十五番 神宮寺(丹生大師)

神宮寺を正式には「女人高野丹生山神宮寺成就院」と言い、高野山が女人禁制だったのに対し、女性も参詣ができたので「女人高野」とも呼ばれているそうです。地元の方々からは 「丹生大師」として親しまれているお寺です。

駐車場に車を駐め、最初に目にしたのは仁王門です。

神宮寺① 神宮寺②

正面から観ると屋根の張りが深いせいでしょうか、とても高い建物に見えます。
仁王門を潜ると、すぐ右手に弘法太師が自画像を自らが刻むために御姿を映したとされる姿見の池が見えてきます。

神宮寺③ 神宮寺④ 神宮寺⑤ 神宮寺⑥

ここからしばらく進むと本堂、薬師堂が見えてきます。
本堂には、「十一面観音菩薩像」が祀られ、薬師堂には、「薬師瑠璃光如来」を祀られています。

神宮寺⑧ 神宮寺⑦ 神宮寺⑨ 神宮寺⑩

本堂、薬師堂にお参りして、小丘頂上に建つ太子堂へ行かせてもらいました。
太子堂へは石段を上がっても良いのですが、こちらのお寺には外敵防護の施設だった伝えられる回廊があり、そちらを使って昇らせてもらうことにしました。

神宮寺⑬ 神宮寺⑪ 神宮寺⑭ 神宮寺⑮

太子堂(御影堂)に祀られる弘法大師像は、太師自身が、四十二歳時の自画像で、寺院内の池に御姿を写して「衆生の厄除と未来結縁」のために大師自らが刻み安置されたものだそうです。

神宮寺⑯ 神宮寺⑰ 神宮寺⑱ 神宮寺⑲

太子堂へのお参りを済ませ、寺務所に御朱印をいただきに行きました。

神宮寺御朱印① 神宮寺御朱印②

いただいた御朱印です。
お天気にも恵まれ、冬なのに暖かい中でのお参りになりました。
お寺の方にもとても親切に対応していただきました。ありがとうございました。

所在地:三重県多気郡多気町丹生3997
参拝時間:9:00~17:00
入山料:なし
駐車場:仁王門横にあり(無料)




西国四十九薬師霊場 第三十四番  四天王寺

大阪の人が四天王寺と聞くと、天王寺区にあるお寺を連想しますよね。
こちらの四天王寺の創設は、聖徳太子が建立した四天王寺四ケ所の一つという言い伝えが残っています。

津市四天王寺② 津市四天王寺①

四天王寺は、もとは広い境内を有していたそうですが、昭和20年の戦災で焼失してしまったそうです。

津市四天王寺③ 津市四天王寺④

山門を潜るともう一つ門があり、その奥に本堂が見えてきます。

津市四天王寺⑤ 津市四天王寺⑥

本堂本尊に向かって右側の間に安置されている薬師如来像は、像高約65センチの比較的小さな坐像で、戦災をくぐり抜けた古仏だと説明されていました。

本堂でのお参りを済ませ、事務所で御朱印をいただきました。

津市四天王寺御朱印① 津市四天王寺御朱印②

いただいた御朱印です。

所在地:三重県津市栄町1丁目892
拝観時間:10:00~16:00
拝観料:なし
駐車場:あり(無料)



西国四十九薬師霊場 第三十三番  石薬師寺

広重の石薬師寺宿の図に描かれているのがこのお寺です。このお寺の名前から石薬師という宿場の名前も取られたそうです。
参勤交代の大名が必ず参詣したという名刹とされています。

石薬師① 石薬師② 石薬師③ 石薬師④

この日はあいにくの雨でしたが、濡れた紅葉も落つなものでした。
山門を抜け、石畳の参道を進むと目の前に本堂が見えてきます。

石薬師⑤ 石薬師⑥ 石薬師⑦ 石薬師⑧

御本尊は、弘法大師、空海が一夜のうちに爪で彫ったと伝わる石仏の薬師如来立像です。普段は秘仏となっていますが、毎年12月20日に「おすす払い」には、洗い清められるので、御開帳となるとのことでした。

石薬師⑨ 石薬師⑩ 石薬師⑪

多くの画家が作品に描いた石薬師の地や「石薬師寺」は、多くの歌にも残されています。
それぞれ歌が刻まれた石碑が境内に建てられています。自然豊かな境内で時代を超えた歌を堪能するのも良いかと思います。
本堂へのお参りを済ませ、境内を散策させていただき、寺務所で御朱印をいただきました。

石薬師御朱印① 石薬師御朱印②

いただいた御朱印です。
あいにくの雨でしたが、静かな中でお参りすることができました。
また、お寺の方にも丁寧に対応いただき、ありがとうございました。

所在地:三重県鈴鹿市石薬師町1番地

拝観時間:8時~17時
拝観料:本堂内拝 お一人300円
駐車場:あり(無料)



西国四十九薬師霊場 第三十二番  西明寺

西明寺は、湖東三山の一つに数えられる天台宗のお寺です。

西明寺① 西明寺②

紅葉のこの時期、紅葉狩りに訪れる方々で賑わいを見せていました。
そこそこある駐車場もほぼ満車。なんとか車も停めることができ、入山料を支払って境内に入りました。

境内には「蓬菜庭」と呼ばれる庭園があり、「不断桜」という県の天然記念物に指定されている、秋にも花を咲かせる珍しい桜の木があります。

西明寺⑥ 西明寺③ 西明寺④ 西明寺⑤

こちらの不断桜の樹齢は約200年といわれ、不断桜としてはまれにみる巨木だそうです。

西明寺⑦ 西明寺⑧ 西明寺⑨ 西明寺⑩

案内に従いながら庭園をゆっくりと散策させていただきました。
紅葉に苔生す庭園はを抜け、いよいよ本堂へのお参りとなりました。

西明寺⑪ 西明寺⑫ 西明寺⑬

二天門と呼ばれる門を潜ると目の前に本堂が見えてきます。

KIMG3821.jpg 西明寺⑭ KIMG3825.jpg 西明寺⑮

こちらのお寺、平安時代、仁明(にんみょう)天皇の勅願により三修上人が開山したと伝えられます。堂内でお寺の方から、戦国時代には兵火のため荒れ果てていましたが、江戸時代中期に望月友閑(もちづきゆうかん)によって再興されましたと説明がありました。また、令和改元奉祝の記念として御前立 秘仏 薬師瑠璃光如来立像(虎薬師)が特別公開されていて、間近でその姿を観ることができます。(令和1年12月8日まで特別公開中)
御本尊の薬師如来立像は秘仏で、その傍らには月光、日光菩薩が祀られているそうなのですが、東京に出張中だそうで、そのお姿を拝見することはできませんでした(^_^;)
他にこちらには、薬師如来および薬師経を信仰する者を守護するとされる十二体の武神である十二神将を観ることができます。
十二神将は干支(十二支)守護神としても信仰されているそうです。

西明寺⑯ 西明寺⑰ 西明寺⑱ 西明寺⑲

境内を散策して、朱印所で御朱印をいただきました。

西明寺御朱印① 西明寺御朱印② 西明寺御朱印④ 西明寺御朱印⑤

四十九薬師霊場の御朱印の他に、特別公開されている虎薬師如来の御朱印と十二神将の御朱印をいただきました。
ありがとうございました。

所在地:滋賀県犬上郡甲良町池寺26
拝観時間:8:00~17:00
拝観料:600円
駐車場:あり(無料)



西国四十九薬師霊場 第三十一番  總持寺

總持寺は、聖武天皇の勅令により行基菩薩が国分寺の試寺として開かれたのがはじまりとされています。

總持寺① 總持寺②

道路に面して朱色の仁王門が建っています。

總持寺③ 總持寺④

仁王門をから参道を進み山門を潜ると本尊である薬師如来が安置される本堂が見えてきます。

總持寺⑤ 總持寺⑥ 總持寺⑦

こちらの御本尊は「頭の薬師」と呼ばれ、その由来は、頭は平安、体は江戸時代と大きな手術を受けているので、手術の薬師、頭の薬師と言われているそうです。

總持寺⑧ 總持寺⑨

他の見所として「松梅木」(しょうばいき)よばれる梅を宿として、松が生えてきている木が植えられています。
商売気に通じ、商売繁盛、男女御縁結びの珍しい植木です。

本堂にお参りを済ませ、寺務所で御朱印をいただきました。
今回は、薬師霊場めぐりの御朱印と「薬宝癒しの綴」の御朱印をいただきました。

總持寺御朱印

いただいた御朱印です。

薬宝癒しの綴り 薬宝癒しの綴り② 總持寺御朱印②

薬宝癒しの綴の御朱印です。
満願すると精巧な写身がいただけるそうです。
すでに30箇所の札所に参拝していますので、もう一巡できるかな・・・(^_^;)

所在地:滋賀県長浜市宮司町708
拝観時間:9:00~16:00
入山料:無料(牡丹期は400円)
駐車場:あり