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西国四十九薬師霊場 第二十二番 刀田山 鶴林寺

今から1300年ほど前、高麗(こま)の僧、恵便(えべん)法師は、物部氏ら排仏派の迫害を逃れて、この地(播磨)に身を隠しました。聖徳太子は恵便法師(えべんほうし)を慕い、その教えを受けるたにこの地に来られ、秦川勝(はたのかわかつ)に命じて三間四面の精舎を建立し、刀田山四天王寺聖霊院と名付けられたのが鶴林寺のはじまりであると伝えられています。

鶴林寺① 鶴林寺②

鶴林寺③ 鶴林寺④

駐車場からお寺に向かうとすぐに仁王門が見えてきます。
門を潜っったところで拝観料を納めて境内に入ります。

鶴林寺⑤ 鶴林寺⑥

境内に入ってすぐ、国宝に指定されている本堂が見えてきます。
内陣には本尊の「薬師如来」をはじめ秘仏である五体の仏像が安置され、60年に一度の御開帳と説明されていました。
鶴林寺は関西花の寺25箇所の9番札所にもなっており、御仏ゆかり、「沙羅と菩提樹の寺」として知られています。その代表は、本堂の前に左右相対する菩提樹と沙羅の木です。

鶴林寺⑦ 鶴林寺⑧

菩提樹はお釈迦様がこの木の下で悟り開いたとされる仏教因縁の木とされ、小さな鈴のような花が茎の先端にびっしりと咲いていました。

鶴林寺⑨ 鶴林寺⑩ 鶴林寺⑪

菩提樹の向かい側には沙羅の木と呼ばれるナツツバキを観ることができます。「寺名の鶴林は、お釈迦様の入滅を悲しみ、一夜にして枯死した沙羅の木が鶴の羽のように白変したという伝説に由来します」と境内におられるボランティアのガイドさんが教えてくれました。

鶴林寺⑫ 鶴林寺⑬

6月から花が咲き始めるそうですが、まだツボミ。。。早かったかも(^_^;)

本堂でお参りをして朱印所で御朱印をいただきました。
書き手の方から、菩提樹の開花と今日沙羅の木も一輪だけ花をつけましたので両方の印を押すことができますがどうされますか?と尋ねられ、沙羅の木の花には全く気付かなかったことを話すと、「後で見てみてください。ひとつだけ咲いていますよ。」と話され、薬師霊場巡り以外の御朱印もお願いしてお話をしながら朱印帳に印を押されていたところ。。。「あっ、たいへん」と書き手の方・・・何が大変なのかわからず、固まっていると「印を押し間違えてしまいました。。。どうしょう」と話され、二つの御宝印を一枚の帳面に誤って押してしまったとのことでした。

鶴林寺御朱印②

謝られる書き手の方に「これもご縁。一期一会としてありがたく頂戴します。ありがとうございます。」と話すと「許していただいてありがとうございます。ありえない特別な御朱印としてください。」と話され、かえって恐縮してしまいました。

鶴林寺御朱印①

こちらは花の開花があれば押していただける御朱印で今回は二種類押していただけることになりました。沙羅の木。。。には気づきませんでしたが(^_^;)

鶴林寺御朱印③

薬師霊場巡りの御朱印です。
書き手の方にお礼を言って、沙羅の木をもう一度見に行ってみました。

鶴林寺⑭ 鶴林寺⑮ 鶴林寺⑯

写真ではσ(^^)の腕も悪いこともあってわかりづらいと思いますが、幹の中に隠れるように一輪だけ咲いていました。
境内を散策させてもらい、特別公開されている宝物館を観せていただき、帰路につくこととしました。

鶴林寺⑰ 鶴林寺⑱ 鶴林寺⑲ 鶴林寺⑳ 鶴林寺㉑

鶴林寺、思い出深きお寺になること間違いなし。

所在地:兵庫県加古川市加古川町北在家424
拝観時間:午前9:00~午後5:00
入山料:500円
駐車場:あり(無料)



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