西国三十三所観音巡礼 第三十二番札所 繖山 観音正寺
観音正寺は聖徳太子が人魚の哀願により建てれれたという伝説が残るお寺です。
その伝説によると、正徳太子がこの地を訪れた時、近くを流れる愛知川のほとりで人魚と出会います。人魚は太子に自分は前世で漁師をしていたが殺生を生業としていたため、人魚の姿になってしまいました。繖山にお寺を建て成仏させてほしいとと懇願され、太子は人魚の願いを聞き入れ、自ら千手観音像を刻んで祀り、堂塔を建立したところ、人魚は天界に生まれ変わったのだそうです。
御本尊:千手千眼観世音菩薩
御詠歌:あなとうと 導きたまえ観音寺 遠き国より 運ぶ歩みを
繖山五古刹の一つで繖山頂近くにあり、足場の悪い参道は西国三十三所の中でも難所と呼ばれています。

今回は車で参りました。駐車場から本堂までは比較的歩きやすい砂利道になっていたので難所感はありませんでした。

正面には仁王さんが立っておられます。
先程少し触れましたが、観音正寺は「人魚が建てたお寺」として知られ、近年まで人魚のミイラが安置されていました。
人魚のミイラはσ(^。^)が小学生の時にお昼のバラエティ番組で紹介されたものを見たことがあります。当時は観音正寺に安置されているものとは知らず、今日お参りさせていただいて「そうやったんやぁ・・・」と思いました。残念ながら人魚のミイラは平成5年5月、本堂と共に焼失してしまったそうです。


本堂へ向かう間には多くのお社や伽藍、仏像などがあり境内は独特な空気に包まれています。
いよいよ正面に本堂が見えてkました。

先程も触れましたが、本堂は平成5年の火災により南北朝時代作の本堂や欅御殿などは焼失現在の本堂は平成16年に造立されたものだそうです。本堂の横手には大小さまざまな岩が積まれています。

本堂でお参りさせていただきました。

御本尊の千手千眼観世音菩薩座像は平成16年に開眼されましたが、インドとの度重なるこ交渉の末、特別に取り寄せた百檀の原木23トン用いて作られてそうです。こちらの御本尊は実際に手に触れてお参りすることができます。
σ(^。^)もお身拭いさせていただきました。間近で拝見するお姿は圧巻です。
お身拭いにために本堂内へ入る前、和紙でできた特別な散華を手渡され、三本の朱色糸を住職が右手首に巻いてくれます。この糸はインドのお坊様が着ている僧衣と同じ糸でできていて、三年間巻いたままにすることで修行を全うできたのと同じとされるそうです。
お参りさせてもらってから、御朱印をいただきました。

内々陣へは別に300円の拝観料が必要となりますが、中に入った時の静けさと涼しさ、御本尊の木の香り。是非、体感していただければと思います。
所在地:滋賀県近江八幡市安土町石寺2
拝観時間:8:00~17:00
拝観料:500円(お身拭いには別に300円必要)
駐車場:あり
その伝説によると、正徳太子がこの地を訪れた時、近くを流れる愛知川のほとりで人魚と出会います。人魚は太子に自分は前世で漁師をしていたが殺生を生業としていたため、人魚の姿になってしまいました。繖山にお寺を建て成仏させてほしいとと懇願され、太子は人魚の願いを聞き入れ、自ら千手観音像を刻んで祀り、堂塔を建立したところ、人魚は天界に生まれ変わったのだそうです。
御本尊:千手千眼観世音菩薩
御詠歌:あなとうと 導きたまえ観音寺 遠き国より 運ぶ歩みを
繖山五古刹の一つで繖山頂近くにあり、足場の悪い参道は西国三十三所の中でも難所と呼ばれています。


今回は車で参りました。駐車場から本堂までは比較的歩きやすい砂利道になっていたので難所感はありませんでした。



正面には仁王さんが立っておられます。
先程少し触れましたが、観音正寺は「人魚が建てたお寺」として知られ、近年まで人魚のミイラが安置されていました。
人魚のミイラはσ(^。^)が小学生の時にお昼のバラエティ番組で紹介されたものを見たことがあります。当時は観音正寺に安置されているものとは知らず、今日お参りさせていただいて「そうやったんやぁ・・・」と思いました。残念ながら人魚のミイラは平成5年5月、本堂と共に焼失してしまったそうです。








本堂へ向かう間には多くのお社や伽藍、仏像などがあり境内は独特な空気に包まれています。
いよいよ正面に本堂が見えてkました。




先程も触れましたが、本堂は平成5年の火災により南北朝時代作の本堂や欅御殿などは焼失現在の本堂は平成16年に造立されたものだそうです。本堂の横手には大小さまざまな岩が積まれています。




本堂でお参りさせていただきました。

御本尊の千手千眼観世音菩薩座像は平成16年に開眼されましたが、インドとの度重なるこ交渉の末、特別に取り寄せた百檀の原木23トン用いて作られてそうです。こちらの御本尊は実際に手に触れてお参りすることができます。
σ(^。^)もお身拭いさせていただきました。間近で拝見するお姿は圧巻です。
お身拭いにために本堂内へ入る前、和紙でできた特別な散華を手渡され、三本の朱色糸を住職が右手首に巻いてくれます。この糸はインドのお坊様が着ている僧衣と同じ糸でできていて、三年間巻いたままにすることで修行を全うできたのと同じとされるそうです。
お参りさせてもらってから、御朱印をいただきました。

内々陣へは別に300円の拝観料が必要となりますが、中に入った時の静けさと涼しさ、御本尊の木の香り。是非、体感していただければと思います。
所在地:滋賀県近江八幡市安土町石寺2
拝観時間:8:00~17:00
拝観料:500円(お身拭いには別に300円必要)
駐車場:あり
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