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西国四十九薬師霊場 第二番 登美山鼻高 霊山寺

霊山寺の寺伝によりますと、聖武天皇の皇女はが病に苦しんでいたある晩、天皇の夢枕に鼻高仙人が現われます。鼻高仙人が登美山の薬師如来の霊験を説いたことから僧侶である行基を登美山につかわして祈願させたところ、皇女の病が平癒したそうです。聖武天皇は行基に命じて霊山寺を建立させました。その二年後に来日したインドの僧である菩提僊那(東大寺大仏の開眼供養の導師を務めた僧侶)は、登美山の地勢が故郷インドの霊鷲山に似ていることから霊山寺と名付け、聖武天皇からは「鼻高霊山寺」の額を賜ったそうです。

受付で入山料を支払って境内へ。。。こちらも参拝者の少なく静かな空気を感じることができました。

霊山寺参道② 霊山寺参道② 霊山寺参道①

参道を本堂へ向かう途中には、八体仏霊場という生まれ年の十二支と、生まれ星座の守り本尊で、人々の一生を守り下さる仏様を観ることができます。

霊山寺八体仏霊場①

ちなみにσ(^。^)の守り仏様は

霊山寺八体仏霊場②

こちらになります。
ここからさらに参道を少し歩いて石段を昇ったところに本堂があります。

霊山寺本堂① 霊山寺本堂②

本堂は鎌倉時代の代表的建物で昭和17年に改修工事をしているそうで、本尊薬師如来、脇侍日光・月光菩薩は春日厨子内にあり秘仏となっています。

本堂でお参りを済ませ、寺務所で御朱印をいただきました。

霊山寺御朱印

いただいた御朱印です。

そうそう、他に霊山寺と7いえば有名なのが「バラ園」です。
世界平和を願い、心の安らぎを感じてもらうために200種類2000株のバラが5月上旬から6月中旬と10月中旬から11月上旬まで美しく咲き誇るということでした。

また機会あればバラの季節に訪れたいものです。

所在地:奈良市中町3879
駐車場:あり(入山すれば無料)
拝観料:大人500円




金紙薬法印2番霊山寺
令和2年2月11日
金紙薬法印をいただきました。

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