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西国四十九薬師霊場 第三番 法性山 般若寺

般若寺の創建は飛鳥時代と伝わる古刹です。寺伝によると629年、高句麗の僧慧灌がこの地に寺を建て文殊菩薩像を安置したのに始まりとされ、その後天平7年(735)聖武天皇の時、平城京の鬼門鎮護のため堂塔を造営されたと伝えられています。平安時代に平重衡の焼き討ちにあい衰退しましたが、鎌倉時代に再建されました。

般若寺桜門① 般若寺桜門② 般若寺十三重石塔①

残念ながら国宝に指定されている桜門(鎌倉時代建立)から境内に入ることはできませんでした。受付で拝観料を納めて境内に入ると、宋から招かれた石工の伊行末の傑作として有名な鎌倉時代の十三重石塔が境内の中心に建っています。


般若寺十三重石塔② 般若寺十三重石塔③

これほど大きな石塔は珍しいかと思われます。昭和39年に解体修理が行われた際、塔内から、白鳳時代の小金銅仏・伝阿弥陀如来像が発見され、ちょうどこの日はその象の特別公開がされいると聞き、いい時に訪れることができたと思いました。また、般若寺といえば「十三重石塔とコスモス」の構図が有名で、平日にも関わらず、多くの観光客が訪れていました。

般若寺本堂とコスモス① 般若寺本堂とコスモス② 般若寺本堂とコスモス③

般若寺本堂とコスモス④ 般若寺本堂とコスモス⑤ 般若寺本堂とコスモス⑦

先に本堂へお参りさせていただきました。本堂には本尊の文珠菩薩(重要文化財)が安置されています。

般若寺本堂① 般若寺石塔薬師②

本堂へのお参りを済ませ、石塔薬師へお参りさせてもらいました。

般若寺石塔薬師① 般若寺石塔薬師③ 般若寺石塔薬師④

石塔の東面に「薬師如来像」、南面に「釈迦如来像」、西面に「阿弥陀如来像」、北面に「弥勒菩薩像」という「顕教の四方仏」の線彫で仏像が掘られています。お参りを済ませ、この石塔から発見された白鳳仏阿弥陀如来像を拝見しに行きました。

特別開帳① 特別開帳② 特別開帳③ 特別開帳④

拝見したイメージは頭部が他に観た阿弥陀如来像と比べて大きいことです。像高28.8cmというとても印象的な小金銅仏でした。
本堂へ戻り、御朱印をいただきました。

般若寺御朱印

いただいた御朱印です。
コスモスと秘仏の特別開帳、とてもいい時期にお参りできたと思います。

所在地: 奈良県奈良市般若寺町221
拝観時間:9:00~17:00
拝観料:大人500円(特別拝観料:200円)
駐車場:あり(有料)



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