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西国四十九薬師霊場 第二十番 松泰山 東光寺

東光時は、通称「門戸厄神・厄神さん」と親しまれています。寺名の東光寺は、薬師如来がおられる浄土、東方浄瑠璃世界から光が発せられる寺という意味で名付けられましたそうです。古くから厄除開運の祈願寺として名高く、多くの人々に知られ信仰されているお寺です。

東光寺② 東光寺① 東光寺③

また、東光寺は、「西国薬師霊場第二十番」「西国愛染十七霊場第ニ番」「摂津国八十八箇所第七十六番」札所であり、日本三体厄神のうちの一となっています。

東光寺④ 東光寺⑤ 東光寺⑥

中楼門を潜り、正面にある日本三躰の厄神明王をお祀りしている厄神堂へお参りして、ご本尊薬師瑠璃光如来をお祀りしている薬師堂、大黒天と愛染明王をお祀りしている大黒堂・愛染堂、真言宗の宗祖弘法大師空海様をお祀りしている太師堂へお参りさせていただきました。

東光寺⑦ 東光寺⑧ 東光寺⑨ 東光寺⑩

GW明けの平日ということもあってか、境内は参拝者も殆どなく、静かな参拝となりました。

こちらの見所をご紹介します。

東光寺⑪ 東光寺⑫ 東光寺⑬

延命魂(根)と呼ばれる巨大な木の根です。
説明によりますと、高野山奥の院、弘法大師御廟近くの参道に、高さ60メートル、樹齢八百年を経た老杉が天空にそびえ立ち、お大師様を守護しておりました。生命をまっとうしたその杉根を、この度高野山金剛峯寺より当山へお下げ賜った霊木だそうです。

東光寺⑭

こちらは法輪杉とよばれる切り株です。
高野山奥之院で800年延命した大杉の年輪には歴史が刻まれています。年表に沿って年輪を眺めてゆくとその時代・時代に思いが馳せることが出来ます。合掌して時を偲んでくださいと説明されていました。

東光寺⑮ 東光寺⑯

こちらは祈願かえると呼ばれる石像です。
古くから蛙にお願いすると元にかえる、無事にかえる、栄えるといわれています。お金・絆・失せ物がかえるなど運気が上がり何事も飛び越え飛躍できます。金運・恋愛・家庭円満・子宝成就などご祈願くださいと説明されていました。

他にも金箔宝珠や慶寿石など沢山の見所がありました。

境内を散策させていただき、寺務所で御朱印をいただきました。

東光寺御朱印

いただいた御朱印です。
こちらでは四国各札所の砂を敷き、各本尊をお祀りして気軽に八十八ケ所巡りをすることができるようになっていました。

東光寺⑰ 東光寺⑱ 東光寺⑲ 東光寺⑳

今回もとても良いお参りができました。
ありがとうございました。

所在地:兵庫県西宮市門戸西町2番26号
納経時間:9:00~17:00
拝観料:なし
駐車場:あり



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