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北山鹿苑寺(金閣寺)

約2ヶ月ぶりに京都散策を再開しました。
さて・・・何処に行こかな・・・小学校の遠足で行った金閣寺へ行ってみることにしました。

正式名称を鹿苑寺(きたやまろくおんじ)といい、相国寺の塔頭寺院の一つである金閣寺。
舎利殿「金閣」が特に有名なため一般的に金閣寺と呼ばれるようになったそうです。
元は鎌倉時代の公卿、西園寺公経の別荘を室町幕府三代将軍の足利義満が譲り受け、山荘北山殿を造ったのが始まりとされています。
金閣を中心とした庭園・建築は極楽浄土をこの世にあらわしたと言われ、有名な一休禅師の父である後小松天皇を招いたり、中国との貿易を盛んにして文化の発展に貢献した舞台で、この時代の文化を特に北山文化といわれるそうです。義満の死後、遺言によりお寺となり、夢窓国師を開山とし、義満の法号鹿苑院殿から二字をとって鹿苑寺と名づけられたと説明されていました。

金閣寺① 金閣寺②

総門を潜り受付で拝観料をお支払いしたところ、なんとも珍しいチケットをいだだきました。
金閣寺の拝観チケットは、御札の形になっています(^^
受付の横には庫裡(くり)が建てられており、唐門を潜ると鏡湖池に浮かぶように建つ金閣が姿を表します。

金閣寺③ 金閣寺④

金閣(舎利殿)とは仏の遺骨を安置するお堂のことをいい、一層は「寝殿造り」で『法水院』(ほっすいいん)、二層は「武家造り」で『潮音洞』(ちょうおんどう)、三層は「禅宗仏殿造り」で『究竟頂』(くっきょうちょう)と呼ばれ、それぞれの層で異なる様式が採用され、それを見事に調和させた室町時代を代表する建築物と説明されていました。また、屋根の頂上には金銅製の鳳凰(徳の高い天子が現れると姿を現すという想像上の鳥)が置かれています。

金閣寺⑤ 金閣寺⑥

拝観順路にしたがって境内を一回り、途中には銀河泉、厳下水、安民沢、龍門滝、白蛇の塚などを巡り、朱印所でご朱印をいただきました。

金閣寺ご朱印

いただいたご朱印です。
左側は、拝観チケットです。

ここから仁和寺をめざします。

住所: 〒603-8361 京都市北区金閣寺町1
電話:075-461-0013
開門時間:9時~17時



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