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神護寺

高雄山にある神護寺(じんごじ)は、高野山真言宗遺跡(ゆいせき)本山の寺院で、真言宗の開祖である空海が住持していたお寺であり、天台宗の開祖である最澄も、一時期この神護寺で法華経の教えを説いたといわれ、日本の仏教史上とても重要な役割を果たしたお寺として知られています。

神護寺① 神護寺② 神護寺③

神護寺の参道いりぐちからけっこう急な石段を息を切らせながらあがりました。途中、空海が硯の代りにした「硯石」があります。
そこからさらに石段を上がると正面に楼門が見えてきます。

神護寺④ 神護寺⑤ 神護寺⑥

拝観料をお支払いして境内へ入ると、右側に書院があり、宝蔵、その奥に鐘楼、明王道、五大堂、毘沙門堂、太子堂があり、木々に囲まれた山寺らしくい風情ある素晴らしいものでした。
また、紅葉の名所として知られる高尾山の山間部にひっそりと佇むこのお寺は「京都で一番早く紅葉するお寺」とも言われていて、10月下旬ごろから紅葉を楽しむことができるとのこと。是非そのころに参拝されることをお薦めします。

神護寺⑦ 神護寺⑧ 神護寺⑨

神護寺⑩ 神護寺⑪ 神護寺⑫

金堂へはここから少しだけ石段を上がることになります。金堂に安置される本尊は薬師三尊です。
薬師三尊は、仏教における仏像安置形式の一つで、薬師如来を中尊とし、中尊から見た日光菩薩を左脇侍、月光菩薩を右脇侍とする三尊形式だそうです。

神護寺⑬ 神護寺⑭

薬師三尊へお参りを済ませ、朱印書でご朱印をいただきました。

神護寺ご朱印

いただいたご朱印です。
ここから世界遺産に登録されている高山寺へ向かいたいと思います。

所在地: 〒616-8292 京都市右京区梅ケ畑高雄町5
電話: 075-861-1769
拝観時間:午前9時から午後4時



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