洛陽三十三所観音霊場 第五番札所 新長谷寺(真如堂)

真正極楽寺 真如堂と呼ばれて親しまれていますが、正式には真正極楽寺で、創建は平安の中頃の永観2年(984)、比叡山延暦寺の僧・戒算上人(かいさんしょうにん)が延暦寺にあった阿弥陀如来を安置したのが寺の始まりです。
「赤門」と呼ばれている総門をくぐってしばらく進むと正面に本堂が見えてきます。


手水場(ちょうずば)で清めてから本堂を参拝。ご朱印は本堂内の寺務所でいただけるとありましたが、洛陽三十三霊場の真長谷寺のお堂に参拝してからいただくことにしました。
真長谷寺は本堂に通じる正面の石段を登らずに、左の坂を上がった途中にあります。


御詠歌:いくたびも まいるこころは はせいでら やまもちかいも ふかきたにかわ
新長谷寺の本尊は十一面観音。山陰卿の信仰が厚い長谷寺十一面観音を模刻造像されたもので、全国に、「長谷寺」「新長谷寺」と名のつくお寺は110カ寺もあまりあるといわれていますが、この新長谷寺は、明治の神仏分離の時、吉田山からこの地に移築されたものだそうです。
参拝をすませ、寺務所でご朱印をいただきました。

ご朱印を書いてくださった女性から「大悲殿」と書かせていただきました。お堂の場所はおわかりですか。」と尋ねられましたので、「お参りをすませてからきました。」と答えると、「そうですか、ご苦労様です。お参りいただきありがとうございます。」と笑顔で答えてくださいました。
参拝ガイド
所在地 京都市左京区浄土寺真如堂町82
電 話 075-771-0915
拝観料 無料
拝観時間 9:00~16:00
新長谷寺を後に、六番札所である黒谷さんをめざします。
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